楽天銀行凍結の危険性


▼大好きだった楽天銀行にフラれました・・・。

そう。
ネットで噂になっている、「楽天銀行の凍結祭り

自分には関係ないと思っていた。

でもその日は突然にやってきた。



▼ある朝、いつものように自営業の入金を確認するため、楽天銀行にログインする。

すると、メッセージが届いていた。
  ↓

楽天銀行凍結
楽天銀行でございます。
平素は当行をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、お客さまの口座に一時的に取引制限をかけさせていただいております。
ご理解くださいますようお願い申し上げます。



はい?

「ご理解くださいますようお願い申し上げます。」

え?
この説明文で、「ああ、なるほどね!理解しました~!」と言う人がいるのだろうか・・・。

(※同じように口座凍結された人は、ヤフーオークションをやっていた人が多かったようですが、私は、ヤフオクはやったことがありません)



▼自分のメールボックスには、お客さんからの「振込ができないよ!」というメールが、山ほど届いていた。

汗をかきながら、ひたすら謝罪して、同時に、楽天銀行のカスタマーセンターに電話する。


楽天銀行に電話すると、テンションの低いお兄さんが、「私にはわからないので確認して、5時までに折り返し電話します」

「必ず5時までにお電話いただけるんですね?」

「はい。必ずお電話します。」



▼5時を過ぎた。

当たり前のように、電話は鳴らなかった。

ああ。ネットで言われていたことは本当だったんだ・・・。


私が悲しかったのは、「必ず電話します」と約束して、「本当に電話いただけますね?」と、3回くらい何度も確認したのに、電話がかかってこなかったことです。

時間がかかるなら、「必ず電話します」とは言わないで、「明日電話します」と言えばいい。

なぜウソをつくのか。悲しかったです。



▼銀行というのは、信用を売り物にしているハズです。

銀行員は信用されなければならない。

楽天銀行の人は、銀行員ではない?
いやいや、「銀行」を名乗っている以上、そこで働いている人は、みんな銀行員だと思うわけです。

楽天銀行で働く人も、みんな銀行員なのです。
(あくまでも私の個人的な見解です)



▼それから問題だったのが、

「振込エラーになったお客様に、振込手数料は返金されない

ということです。

「口座が凍結されて、振込ができないのに、振込手数料だけは取られてしまう」

なんということでしょう。

凍結するなら、ちゃんと凍結して下さい…。楽天銀行さん…。

お客様に申し訳ないです。。。



▼さて、その後、困ってしまった私は、他の場所に相談しました。


1 金融庁に相談

2 全国銀行協会: 全銀協に相談



最初、金融庁に電話したら、「金融庁からも電話してみますが、電話するまで2週間かかります」

うーむ。

電話するだけで2週間かかるのですね。


そんなに待ってられないので、金融庁の人に、「全国銀行協会」の電話番号を教えてもらい、電話してみた。

全国銀行協会の人は、「すぐに楽天銀行に問い合わせてみます」と言って、たぶん電話してくれたんでしょう。



▼その翌日、楽天銀行からようやく電話が来ました。


「現在、お客様の口座に取引制限をかけております。」

「わかってます。心当たりが全くないんですが。理由を教えてください」

「理由は言えません」

「では、凍結を解除してください」

「それでは今から審査部に書類を回しますので、少しお待ちください」



▼3時間後、楽天銀行から折り返しの電話が来ました。


「審査の結果をお伝えします」

「はい」

「凍結は解除できません。お金も下ろせません。振り込みも入金もできません。口座はそのまま放っておくしかありません」

「はい?」

「・・・よろしいですか?」

「よろしくないです」

「詳しくは、審査部の判断なので、私にはわかりません」

「数百万円、入ってるんですけど」

「下ろせません」

「自営業のお客さんが振り込みできなくて、こっちの信用がガタ落ちなんですけど。事業が潰れたらどうするんですか?」

「審査部の判断なので」

「普通の商取引で、ちゃんと確定申告もしてるんですけど」

「審査部の判断なので」

「・・・じゃあ、私と同じように審査でダメと言われたケースで、のちに凍結解除された例はありますか」

「ありません」

「・・・では、私の口座が凍結解除される可能性は、ほぼゼロということですか?」

「おそらくそうなると思います」

「・・・・」

「・・・・」



▼ああ。なんということでしょう。

大好きだった楽天銀行。

セキュリティーもしっかりしていて、メール通知も便利で、ログインもしやすかった。使いやすかった楽天銀行。



何年も、たくさんお金を預けて、楽天銀行の資金運用に貢献したのに。

ある日、理由も言わずに、私を捨てるのね・・・。



▼「システム上のモニタリングで、検知されたので。」

口座凍結の理由は、ただそれだけでした。

コンピューターに入力されたルールだけで、私は詐欺師のような扱いを受け、楽天銀行の口座は使えなくなりました。



▼最後に私は、聞きました。


「私にある選択肢はなんですか?」

「口座を凍結されたままにしておくか、口座解約するか、2択です」

「・・・凍結解除は、本当に無理なんですか?」

「そうなります」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・か、解約の書類を・・送ってください・・・」

「かしこまりました」



▼この一連の経緯の中、楽天銀行の社員の方 4~5名に、たらい回しにされてお電話させていただきましたが、

「すみません」とか「申し訳ございません」といった言葉は、結局、一度も聞くことはありませんでした。

(※ついでに、この一連の電話でかかった電話代、約1500円も当然、私の出費になりました…)

(※もう一つ言うと、解約するときに楽天銀行の口座に入っていたお金を、別の口座に振り込んでもらう時の、振込手数料も私の負担になりました…)



▼ああ。大好きだった楽天銀行。

思い返せば、色々な思い出がありました。

苦しい時も、楽しい時も、朝の日課は、いつも楽天銀行へのログインから始まった。


大好きだった楽天銀行。

でもあなたは、もう私を愛してはくれないのですね。。。